ランパントリウム

植物とおどろう

崖の底のカサカサ

 暖かい日が多くなり、植物に安心して水やりをできるようになりました。冬は植物もカサカサになりがちです。

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 根洗いのハオルチアは水不足でやや赤っぽいです。冬に水をあげ過ぎると根腐れを起こすので乾燥気味にしていたためです。水をあげれば少しずつ緑色に戻ります。

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 根鉢の壁をハイゴケが登っています。這い上がっているようですね。宮崎駿さんの著作に「シュナの旅」という絵物語があります。話の終盤、シュナはとても深く大きな谷を降りて行くのですが、この根鉢は岩壁に似ているように思いました。シュナの旅は世界と時間に対する深く静かな恐怖が流れている作品です。できれば映画化して欲しかったです……(まだ出ないと決まってはいませんが)。


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 一昨日マクロレンズで苔を撮りました。一度乾かしてしまい冷や汗をかきましたが、水をあげたら復活しました。カラカラになっていたのですが流石です。なかなかご機嫌な様子ですね。

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 少し埃っぽくなってしまった「セラギネラ オーロラ」です。正体はクラマゴケの改良品種か近縁種だと思います。クラマゴケは苔ではなくシダの小葉類に属していて、また後日そのお話をしたいと思います。羽毛のように細かい葉が何とも言えない「生き物感」を出しています。

 我が家のセラギネラは乾きすぎ・日が当たりすぎの可能性があるため室内に移動させました。

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 ビカクシダとデンドロビウムで挟んでいます。保湿効果に期待大です。


 それでは、次回もレッツ・ランパントリウム!