ビオトープを設置して一ヶ月経った。生き物は訪れただろうか。
藻が大量発生した。アオミドロの仲間の緑藻と思われる。水面がモコモコするくらい藻が息づいている。
なぜ藻がこんなに増えたのか。
このビオトープは生き物を入れないで始めた。なので藻を食べる生き物がおらず、増殖に歯止めが掛からない。
このまま見守るのもいいかと思ったが、藻をちょっと除去することにした。この「寡占状態」が続くと他の生き物が住み着きにくい気がした。
割り箸で掬うだけで取れた。藻に根っこはない。浅瀬の土はそのままだ。
いろいろな生き物が来てパワーバランスが複雑になれば、藻だけが増えることは減ってくるだろう。
初夏は虫たちが活気付く。ヤゴやアメンボが来るかもしれない。楽しみだ。