ランパントリウム

植物とおどろう

2018-01-01から1年間の記事一覧

恒星天

もうすぐ大みそかですね。「羊飼いの暮らし イギリス湖水地方の四季」という本を読み始めました。羊たちとの暮らしには「始まりも終わりもない」そうで、この言葉を年末年始の挨拶の代わりとさせて頂きます。「チキタ★GUGU」という漫画を読み、泣いてしまい…

胞子の轍

舗装道路の隅に苔のコロニーを見つけました。 小さな隙間でたくましく暮らしていますね。 シダたちも道路や高架で暮らしています。 いろいろ考えた結果、いちばん美しいのはこういう生き物ではないだろうかと思いました。 それでは、次回もレッツ・ランパン…

花の命はけっこう長いPART2

寒くなってきたので、デンドロビウムを室内に取り込みました。エンジェルベイビー・グリーン愛という種類です。白い花が濃い緑の葉によく映えますね。冴えてきた寒さが、蕾に生命力を集めてくれたのだなあなどと思っています。 それでは、次回もレッツ・ラン…

霜月のおわり、苔のはじまり

「もう少し先になりそう」と前の記事に書きましたが、ストーン苔ヘンジに苔が生えてきました。昨日のことです。 斜めの溝の上に生えています。この写真はスマホ用マクロレンズで撮りました。とても小さいですね。 根洗いハオルチアの下部、根鉢とお皿の間に…

往復書簡

三代目苔プロジェクトに名前をつけました。その名も「ストーン苔ヘンジ」です。苔プロジェクトについては前の記事をご覧ください。https://rampantrium.hatenablog.com/entry/2018/10/29/205859 ツイッターでも実況をしています。「#ストーン苔ヘンジ」から…

変身ウィローモス

こんばんは。たった今タイトルを途中まで書いたところで誤ってアップロードしてしまいました。ドンマイ自分です。 ウィローモスという苔を育てています。写真の樹皮みたいなものはコルクバーク、ずばりコルクの樹皮そのものです。水に浮かべてあるので毛細管…

花の命はけっこう長い

グロッチフィルムの花が咲きました。長い花期を持ち、一ヶ月近く咲き続けます。

葉の中の海

草木はどうやって去年と同じ芽を吹くのでしょうか。新芽も落葉も、毎年変わらず続いています。芽や蕾は自分の姿を忘れないということ、変わらず立ち続けるという植物の性質はどこから来たのでしょうか。 写真は根洗い仕立てにしたハオルチアです。根洗いにし…

三度、苔を呼ぶ

こんにちは。写真の物体は土に割ったレンガを半分埋めたものです。苔が生えてくるのを待つプロジェクトを、新たに始めることにしました。 苔を待つプロジェクトはこれで三代目です。初代は素焼き鉢に土を入れて、水を入れた皿に乗せました。二代目は最初の記…

木枯らしを抱きしめて

こんにちは。レンガから苔が生えてきました。春から水浸しおいたのです。面が粗いので苔の活着が早いです。 苔のことで心配なのが冬の空っ風です。北海道や東北の方が「東京の冬は寒い」と言うのを聞いたことがあります。関東平野は冷たく乾いた風が吹くので…

とどろけランパントリウム

はじめまして、コルヌと言います。植物のはびこる力をテーマに園芸をしています。例えば「石を湿らせて苔が生えてくるのを待つ」などしています。 その辺の石を鉢底皿に入れ、水にひたひたにしました。 毎日水を足すこと一年、苔が繁り割れ目にカタバミも生…