雑草の花が道端や空き地で咲いていた。冬の間も少しずつ成長し力を蓄えていたのだろう。
オオイヌノフグリの花。
日当たりのいい場所でポツポツ咲いていた。この植物は虫が来なくても自家受粉する仕組みを備えている。
ハルジオンの花。
ツボミが下を向いているのがハルジオン。よく似たヒメジョオンはツボミが上を向いている。「ハルジオンは春だから眠くてうなだれている。ヒメジョオンは姫だからツンと上を向いている」というストーリーを作って憶えている。
カラスノエンドウの花。
萼のあたりでアブラムシが身を寄せ合っていた。
真冬に咲いて虫は来るのだろうか。アブやハエは真冬でも成虫が活動していることがある。彼らが花を訪れ、花粉を運ぶこともあるのかもしれない。