ランパントリウム

植物とおどろう

2019-01-01から1年間の記事一覧

しみ出て広がるフロンティア

植物の着生という生き方が好きです。土ではなく樹や岩に根を張って暮らすのを着生と言い、着生蘭の一種フウランを育てるのが今年の目標です。 さて、古典園芸で使われている「しみ壺」という栽培用具を知り、思わず驚いてしまいました。しみ壺は素焼きの蛸壺…

うるモコダイバー

「苔三昧」という本からの受け売りですが、苔はうるうるしていてモコモコしていますね。苔がモコモコになる季節が待ち遠しいです。 さてさて、当ブログのヘッダーはマクロレンズを使って撮りました。 洗濯バサミのような形のスマートフォン用マクロレンズで…

蘭と脳

昨日は久しぶりに雨が降り、夜中に雪になりました。道の苔が生き生きするので嬉しいです。 デンドロビウムたちが花を咲かせています。11月の終わりから咲き始め、花もちがとてもいいです。自宅で花を咲かせられるとは思っていなかったので、驚きました。 眺…

トランスルーセント・ガーデン

だいぶ伸びてきたので、ボトルアクアリウムのウィローモスとミクロソリウム・ウェンディロフの手入れをしました。ウィローモスは切って束ね、流木に糸で縛り付けます。 並べたウィローモスは蒲焼きに似ています。海藻のようにうねうねとしているのがミクロソ…

シダと小豆とキノコと

少しずつ日が長くなり、日差しの暖かさも増してきました。ハエトリグモやアブ、ガガンボなど寒さに強い虫たちの姿を見かけることもあり、春はすぐそこだと思いました。 写真のシダはセイヨウタマシダです。見ていると自分でも理由の分からない安らぎを覚えま…

ソフト側溝

千葉県立中央博物館に行ってきました。昨日の雨のおかげで路上の苔も潤っています。 博物館には青葉の森公園の中を通って行きます。公園内に小さなばら園があり、ヴィリディフローラというばらが咲いていました。花びらが葉のように変化した緑色のばらで、赤…

花の鱗

お正月に散歩をするのが好きです。湿気の飛んだ空気は光をまっすぐに通し、樹皮や古い遊具の陰影がくっきりします。希薄な雲が彩雲になって浮いていることも多いです。乗り物の通行が減って静かになるのもいいですね。 散歩で見応えがあるのはやはり葉を落と…