こんばんは。
生き物好きの人たちが楽しそうに読んでいたので「ダンジョン飯」を読み始めました。コイン虫を食べてみたいです。
イヌワラビの胞子を播いてから一年経ちました。振り返ってみようと思います。
これが胞子の採取元のイヌワラビの胞子葉です。草刈りが終わったあとの公園で見つけました。イヌワラビには胞子がある葉と無い葉があります。
葉の裏で胞子が熟し、粉っぽくなっています。綿棒で擦って胞子を採りました。胞子は肉眼では見えない大きさですが、綿棒の色が変わるくらい採れたのでそれなりの数が付着したはずです。
綿棒を鉢の上で弾き、胞子を散布しました。ダメで元々と考え、すでに植物を植えてある鉢にも散布しました。
その後、発生した前葉体を苔と見間違えたり寒さで枯れかけたりしましたが、春からは順調に育ちました。
七ヶ月後、今年の三月には小さいながらもシダらしくなりました。
さらに五ヶ月後。
だいぶ大きくなりました。まだ胞子葉はありません。
手当たり次第に散布した結果、意外なところからも生えてきました。
サボテンの懐から生えています。湿り気を好む植物であるシダが、なぜサボテンの鉢で成長したのでしょうか?
実は、このサボテンはうちの植物の中でもかなりの古株で、基部に朽ちた茎や埃の堆積した部分があります。その堆積物が偶然水を貯め、胞子がそこで発芽したようです。
茎の間を覗くと、堆積物で育つ前葉体(団扇のようなもの)が見えます。
胞子に任せた結果、シダとサボテンという珍しい寄せ植えが出来つつあります。