ランパントリウム

植物とおどろう

歩き回るアカメガシワ

 こんばんは。

 紅葉が深まる季節ですが、電柱の脇のアカメガシワは元気に若葉を展開中です。

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 葉が赤いのは紅葉ではありません。葉を保護する毛の色です。

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 切り株から萌芽更新をしています。この太さからするとおそらく3メートルほどの樹高に達したことがあったのではないでしょうか?

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 樹皮には巻き込みがありません。アカメガシワは幹や枝を再生するつもりがないのかもしれません。というのは、彼らは根が発達しているからです。

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 以前に別の場所で撮ったアカメガシワです。根の成長するパワーでコンクリートを内側から破壊しています。

 伐られた幹を再生して大事に使う方が良いのか、新たに幹を作って自らを更新した方が良いのかは環境によります。アカメガシワの繁栄ぶりを見ると、街中では使い捨て方式の方が有利かもしれません。

 ブログ記事の題名をできるだけ英単語一語に統一していたのですが、自分で覚えづらいので日本語に戻しました。引き続きよろしくお願いします。