こんばんは。
公園のアジサイが花盛りです。
最近、植物の写真を撮るときは思い切り近づくといいと聞き、道端で試しています。
電柱の隣に生えていたアカメガシワです。
葉には蜜を出す腺があり、よくアリがたかっています。写真のアリも葉を舐めているように見えます。
蕾ができています。アカメガシワの花は雌雄異花だそうです。
金網に絡みついたヤブカラシが花を咲かせていました。
雑草としては手強いですが、花はかわいいですね。咲き方や花序の形にブドウ科らしさが隠れています。
タイトゴメの仲間が電力設備とアスファルトの隙間に生えていました。
道端で暮らす小さな多肉植物です。
植物の写真を撮るのは難しいな、と思います。例えば猫の写真だと、自然と猫の目に視線が集中するものだと思います。植物の場合写真を見る人がどこを見るのか、よくわかりません。思い切り近づく撮影方には、撮影者が見せたいものを伝えやすくする効果があります。
この方法だと樹の枝の分岐を伝えるのは難しそうです。
カタヒバをクローズアップしたところすが、ほぼ一定の角度で二本に分かれるのを繰り返しているのがご覧いただけるでしょうか?分岐とは抽象的なもの、ある意味アルゴリズムみたいなものです。カタヒバは仮軸分枝という枝分かれの方式を持っていて、植物の種類によっていろいろな枝分かれのアルゴリズムがあります。
環境という問いに枝分かれで答えているのが植物という生き物だと思います。