五月、室内で育てる用のシダを買った。
左上から時計回りに「ネフロレピシス・マリサ」「プテリス・ロウェリー」「プテリス・トリカラー」「フレポディウム・ブルースター」。フレポディウムはフレボディウムの誤記だろうか。商品名だからそういうこともある。
どの鉢も二号サイズで直径6センチほど。この小ささで本当に育つのが心配だったが、緩やかに成長している。
しかしネフロレピシス・マリサ以外は土が傷んできた。
土が鉢から剥離している。根に良くないので植え替えることにした。
ピートモス主体とおぼしき土。
プテリスの成長点は根もとのタワシみたいな所の奥にある。深く植えると酸欠になりそうなので浅く植えた。土は水はけを重視し硬質赤玉土と桐生砂、くん炭を混ぜたものにした。
フレボディウム・ブルースターは着生種なので水苔に植えた。他の三鉢と比べて調子が良くないので環境の見直しをしている。
今回は鉢はそのまま、根の整理と土の入れ替えを目的に植え替えをした。
以前は植え替えの度にひと回り大きな鉢に移していた。今は必ずしも大きくする必要はないと思っている。根は長さよりも新しさが大事だと知ったときは衝撃を受けた。
三歩進んで二歩下がるようにじっくり育てていきたい。
水はけをよくするため鉢底に足を増設した。このサイズでもっと見た目のよい鉢をいつか見つけてこよう。