昨日職場のイチイが剪定されていて、許可を得て枝を貰ってきた。適期には少し早いが挿し木を試みた。強く伸びた枝なので体力は十分あると見ている。
一晩水を吸わせ、下ごしらえにかかる。低い位置の小枝や葉は埋まってしまうので切る。切り口の周りを斜めに削り、表面積を広げておく。
グラグラしないよう針金で固定。針金は鉢底網を貫通し、鉤型に曲げて鉢を外からホールドしている。根が出るまでは切り口から水を吸うので、ズレは大敵である。
赤玉土メインの土に植えたっぷり水をあげて完了。切った小枝も植えた。
あとは乾かさないよう気をつけつつ、枝の生命力を信じて待つしかない。オリジナルは雌木なので、うまくいけば10年後くらいに実が食べられるかもしれない。イチイの実は甘いけれど種子は猛毒なので気をつけよう。