ランパントリウム

植物とおどろう

ランパントリウムはそこにある

 こんばんは。もうすぐアリが結婚飛行を始める季節です。アリは苔と同じとこしえの存在というイメージなんですが、年に一度節目があるのですね。

 特に理由も節目もないですが、苔石を振り返ってみようと思います。

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 去年の四月中旬の苔石です。

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 現在の苔石です。苔に覆われてカドが丸くなっています。去年とは別の種類なのでしょうか、形も違いますね。

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 アカカタバミが生えたりミネラルがこびり付いたり、色が新たに加わっています。生えてくるのを待った甲斐があると言うものです。f:id:corunu:20190421234023j:plain

 北側の斜面は生育がいいようです。


 公園に苔を見に行きました。

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 モミジとケヤキ、カシを見上げた光景。モミジには新芽が赤くなる種類がいます。秋の紅葉とは違った赤みです。

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 公園の片隅。ここは湿り気があって苔のオアシスです。苔がどこにいるか分かりますか?

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 地面に生えているモコモコした存在、みんな苔です。おそらくコツボゴケという種類。芝生に混ざって生えているところもありました。

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 蔓状の茎に葉がつくので種子植物に見えますね。マクロレンズで見ると葉の中央に中肋という筋が見えます。


 苔が生えてくるのを待つ理由の一つは、その土地の苔を呼びよせるのが一番だと思ったからです。うまくいけば太陽と水のある場所ならどこでも苔を育てることができます。赤道直下でも南極でもです。南極だと水が凍らないようにするのが大変だと思いました。


 それでは、次回もレッツ・ランパントリウム!