こんばんは。この冬は暖冬のようです。植物には寒さも必要なので複雑な気分です。
実生モミジ https://rampantrium.hatenablog.com/entry/2019/03/14/220000 に立派な冬芽がついていました。樹高は5センチほどです。
甲虫を思わせる、堅そうな冬芽です。どうやって手のひらのような葉が開くのでしょうか。
根元に苔が生えています。モミジの芽生えとともにどこからともなく生えてきた苔です。根元周辺は苔にとって居心地が良いのでしょう。土だけの鉢に比べよく生えてきます。
頭から足元まで真っ赤です。このモミジは葉の形からするとイロハモミジだと思われます。鉢の右側にはヤマモミジと思しき種を播きました。一年経っていますがまだ発芽しません。モミジの種は播いてから発芽まで二年かかることがあるそうなので、このまま様子を見ようと思います。
寒さの底を抜ければ冬芽が綻んでくるはずです。気がかりなのはその後で、盆栽として育てていくには芽摘みをしなくてはいけません。芽摘みは樹の伸びる力を分散させるのに不可欠な作業ですが、発芽後何年してから摘み始めればいいのかよく分かりません。伸び方を見て個別に判断していこうと思います。