「苔三昧」という本からの受け売りですが、苔はうるうるしていてモコモコしていますね。苔がモコモコになる季節が待ち遠しいです。
さてさて、当ブログのヘッダーはマクロレンズを使って撮りました。
洗濯バサミのような形のスマートフォン用マクロレンズで、百円で買ったものです。苔がとても大きく見えますね。写真を拡大したものより情報が密で、レンガを包んでいる水の膜が光って見えます。
マクロレンズだと苔が透明な生き物なのがよく分かります。苔には水分を保持する表皮が無く、周りが乾くと水分を手放し休眠します。陸の生き物は水分を逃がさない仕組みを持っているのですが(昆虫の殻やトカゲの鱗など)苔は乾燥に対して「抗わない」という生き残り戦略を取っています。うるうるとモコモコを両立できるのは苔のフレキシブルな水の扱いに由来しているのです。
ニレケヤキの落ち葉と苔です。落ち葉は革のように丈夫そうですね。
去年の冬、マクロレンズで撮った霜柱です。土から押し出されて育った、糸のように細い氷です。マクロレンズは使おうと思わないとなかなか使えないので、毎週日曜日をマクロレンズ曜日にしようと思いました。
それでは、次回もレッツ・ランパントリウム!