最近名前を覚えた植物、キキョウソウ。
花をアップで見たところ。
中央の花と左右の花を比べると花柱の形が違うのがわかる。中央のは綿棒型だが左右のは三角形になっている。図鑑によると、咲いて時間が経つと綿棒型から三角に裂けるのだという。いつか裂ける瞬間を見てみたい。
キキョウソウのミニチュア版みたいな花を見つけたので調べたら、ヒナキキョウソウという別の植物だった。大雨でヨレヨレになっているが紫の花が見える。
キキョウソウと違い茎のてっぺんに花がつくのが特徴。乾燥への強さはキキョウソウより高いようで舗装脇の僅かな土に根を下ろしているのを見かける。
どちらも閉鎖花で殖える仕組みがあり、街で生きるためのしたたかさを備えている。